だけど善は…… なんとも思っていない 水を浴びせられたような気分だった 浮かれてた自分が馬鹿みたい 「亜稀。お前も誤解されるようなこと言うなっつの。そういうのムカつく」 ムカつく? 迷惑ってことだよね 「ごめんなさい」 早口で言った善は逃げるようにして自分の席に言った 「何言ってんだかね…善は」 「いいの。別に。あたしが誤解されるようなこと言ったのが悪かった」 「素直になればいいのにな、善」