俺は…託した。 最後の日に夢叶が、俺目がけて投げつけた小さな箱を。 「待ってろ。」 そんな言葉俺の口からは無理で… 目の前で夢叶が怒っていても… 「これで、おわりだ」 あやふやな関係は。 夢叶がその場で箱を開けてくれていたら俺たちの関係は変わっていただろう。 投げつけられた箱が、地面に転がる。 強がりで意地っ張りでプライドだけの俺は、夢叶を追いかける事が出来なかった。