箱の中…
ダイヤのリング・・・
箱の中には、ダイヤのリングだけが入っていた。
「意味わかんない。」
「篤兄、あの時夢叶との交際をおじさんに反対されてたんだ。 おじさん人事にも顔がきいてたから夢叶のことクビにするのも簡単だった… 自分が夢叶と別れて海外に赴任することで夢叶のこと会社に残す事おじさんに納得させたんだよな… 篤兄言ってた、海外赴任から帰ったらそれなりのポジションが用意されるはずだから、そうしたら親父に何も言わせないって言ってたな・・・ 実際その通りになったし、
おじさん体壊してそれが原因で急遽篤兄帰国させられた訳だから。」
「そんな…。今回の人事異動ももしかして篤己が??」
「口添えしたみたいだね。 夢叶の入社した時からの夢だから…。」
篤己、覚えててくれたんだ。
入社したての頃話したことを。
いつか自分の手で商品を企画して作ってみたいって。



