Love again 俺様上司の究極な愛し方

いつの間にか眠ってしまった。

涙が頬を伝う感触で目がさめた。


枕が濡れていた。


夢の中であの日の出来事が再現される。



あの日篤己は小さな箱をわたしに手渡し、


「これで、おわりだ。」

そう告げられた。


手切れ金の代わり???

 「バカにしないでよ!!」


わたしは、篤己にその箱を投げつけてその場を走り去った。


 次の日には篤己が海外に赴任することを知った。



今頃なんであんな夢見たんだろう。


今さら… 思いだしてどうするんだろう。



そんなことを思いながら起き上がると、真っ暗な部屋、ソファーに座りこむ透がいた。



 「透、電気ぐらい付けてよ。」



不安と動揺が渦巻く。



いつもの透ではない異様な様子にそれ以上言葉をかけれなかった。