家に着くと疲れが押し寄せてくる。
とりあえず、シャワーの蛇口をひねる。
冷水を頭から浴び、頭と火照る体を冷やす。
「夢叶の太ももに証拠残しておいたから。」
篤己の言葉が頭から離れない。
浴室の鏡に太ももを映し出す。
白い太ももに紅く浮き上がるアザ。
篤己は決まってここに篤己の印を残してたっけ。
俺様のくせに、こういうところ子どもで・・・。
篤己に抱かれた後は必ず残ってた。
「夢叶は俺の者。 その証拠」
そう言ってはにかむ篤己が愛しかった。
でも今はちがう。
今は、こんなに苦しい。
どう受け止めたらいいの???
わたしはもう・・・
篤己の者じゃないよ。



