「はい、座ってね。」



ベッドから
無理矢理落とされ
何故か正座させられた。



「…………?」



本気で何がなんだか
解んなくて、首を傾げる。



「まず、1つ。」



壱瑚くんが
人差し指を立てて言う。



「無茶しないこと。」



無茶??
私、何かした?



「空海がこなかったらカナメちゃんどうなってたか解んないんだからっ!!!」



あ…、
女の人の事?



でも、アレは…



「助けてって言ってたから、私は助けようと…」



私が口を
挟むと千歳くんが



「危ないからヤメろって事だ。お前は女だろ。複数の男には勝てねえよ。」



スゴい
苛々の口調で言った。



……こ、怖いっ