「っう、うぁああんっ」



空海くんの甘い香りのする
首元に顔をうずくめて、



30分ぐらい泣き続けた。



泣き止んだときに
気付いたんだけど…



私は空海くんに
ぎゅっと抱き付いて
泣いていたらしい。



少し恥ずかしくて
顔を隠すように、



また
空海くんの首元に
顔をうずくめた。