すると、悠斗がこっちを向き、
私をじっと見る。
・・・・何だか緊張する。
私は、目線を外そうとしたら、
ぐいっと腕を引っ張られ、
腕を掴んでいた手が
私の髪に触れた。
・・・・・えっ?
何か・・・いつもの悠斗と違う。
そして、悠斗は、いつもより優しい声で
「濡れてる・・・・」
と、指で私の髪を梳き始めた。
それをぼーっと見る凛ちゃん達。
ふふんと笑う歌恋。
私は・・・・皆に見られてることに気づき、
顔がかぁぁと赤くなる。
顔を真っ赤にした私の顔を見た悠斗が
見たこともないような・・・ふわっとした笑顔で笑った。
・・・・こんな笑顔も出来るんだ・・・。
そして、私は何故か・・・・
きゅんとしてしまった。

