虹色サイダー




「お取り込み中ごめんねー。

もう行くけど・・・いい?」



そして・・・・



今の状況が、




すっごく恥ずかしくなった。




「だ・・・だいじょぶ!うん!!」



そして、私は立ち上がった。



・・・じゃなくて立ち上がろうとしたら、



ぐいっと立ち上がれないように、



腕を引っ張られた。



「・・・・え?」




「・・・わりぃ。」



そして、掴んでいた腕を離した。



・・・・何だったんだ。



そして、私は立ち、



悠斗の方を見た。



「悠斗?どうかした?」



ずっと座ってる悠斗に話しかけた。




「何でもねぇよ。」



そして、すたこら行ってしまった。



・・・待ってたのに・・・・



置いて行くな!



それも、方向音痴な私だよ!?



すると、悠斗がこっちを向いて



「来いよ、バーカ」



意地悪そうに笑いながら言った。