「ありがとう!」
私は、笑顔でにしっと笑いながら言った。
すると、
「別に・・・」
・・・と、顔をほんのり赤くした凛ちゃんが言う。
8人組も何故か顔が赤い。
「あー、莉音って最強だわ。」
歌恋が納得するように言う。
意味がわからない。
・・・私の頭にはいくつものハテナ。
「それに加えて鈍感だから困るね。」
どっ・・・・鈍感!?
どーいうこと!?
「・・・・私何かした・・・?」
「・・・・何にもない!さっ、見に行こう!!」
・・・・と、歌恋は、言っても無駄だと思ったのか
いそいそと早足で行った。
・・・・本当に何だったんだろう?
・・・と、考えてもわからなかった。

