・・・まさか、一年生!?
・・・そう、ピンの色が
学年ごとになっていて・・・・
一緒だったんだ。
聞いてみよう。
うん。
「あの・・・ここどこですか?」
私がそう言うと・・・・
彼は、ぽかーーんとして、
そして、笑い出した!!
「迷子・・?方向音痴かよ・・・。」
何か、バカにされたようで・・・・
少し、むかついた。
「・・・・もう、いいやっ。」
「ふぅん・・・・俺、寝るから。誰にも言うなよ。」
「言わないよ。けど、クラス発表ぐらいは来たら?」
・・・もう、彼は寝ていた。
そして、遠くの方から歌恋の声がした。