「お茶のお礼です!」
私は、ぽかーーんとしている真白ちゃんの手に
冷たいゼリーをのせた。
「莉音ちゃん、ありがとう!」
・・・照れますなぁ。
照れ隠しにえへへ・・・と笑った私。
真白ちゃんもにこっと笑った。
「ほらほら、もう始まるよーー!!」
谷山先生が皆に呼びかけ、
一斉に集合する吹奏楽部員達・・・。
こー見ると、やっぱり人数が多い!
「今回は、マーチだから軽めにね!」
『はい!!』
・・・・・と、返事はしたものの心では違う事を思っている。
・・・・私だって楽器吹けるもん!
・・・だから、今回、
クラスの皆に証明してやるんだーー!!
・・・・と、クラスの皆を少し睨んだ。
そして、楽しくてスキップしたくなるような
マーチを、吹奏楽部で吹き始めた。

