年下の幼なじみ〜甘々な恋を年下の彼に〜


とてもじゃないけど、あたしはあの中に交ざれそうもない。



「どいてっ!あたしが1番にあげるのっ」


女の子たちの中でも、一際目立っていたのが


美里ちゃん………



やっぱり、彼女はすごい。


女の子たちを押し出して、あっという間に翔の前に来ていた。



だけど、どの女の子たちの持っているプレゼントを見ても、高級そうなものばかり。



……翔だって、美味しいものを貰った方が嬉しいよね


「ははは、翔のヤツ今年は一段とすげーっすね」


落ち込み気味のあたしに話し掛けたのは、さっき翔の居場所を聞いた男の子。