「うんっ、カッコイイでしょ?」 ふ〜ん カッコイイねぇ? 夢中で、話し出し始めた葵。 目をキラキラと輝かせながら、話している葵を見てると、よっぽど好きなことが分かった。 オレは、わざと葵の耳に口を近づけて、呟いた。 「なんか、妬けるかも」 「えっ」 「葵が他の男に夢中になってると思うと、悔しい」 耳まで、真っ赤になった葵の耳に触れる程度のキスをした。 大晦日な夜【完】