意地でも幽霊はいないと信じる男の子が真冬に肝試しをやってみました。






「いやー、まいったなー。どうする?」





「どうするっていわれても・・」



と、その時。




懐中電灯が・・・消えた。




「で、ででで電池切れだよな。ハハはッ。よくある話ぐへへへへ」



「落ち着け。しゃーねーな、携帯のあかりでどうにかす・・あれ?おっかしいなー。」




ポケットからだした携帯の画面は真っ黒・・・。




「で、でででで電池切れだってよくある話じゃんはハハッ!今日はよく電池が切れるねげへへへ。」



「落ち着けって・・」




「こ、怖くなんかねぇぞー!!」




「まぁ適当に歩いてればなんか見えるよな。」





「幽霊なんているわけないだろうがあ!!ッはハハハハ!!」





「っていうかこここんなに広かったっけ?さっきからなんにもぶつからないし・・」





「あはは!あはは!あっはは!ゲホゲホ!!なんか笑いすぎて涙でてきた!いや、怖いとかじゃなくて!」




「もうわかったからお前黙ってろ・・」