コーヒーのお代わりを注がれながら苦笑する私に、店長さんは笑みを崩さない。 「貴女は茜さんにそっくりですね」 「茜さん?」 「ええ、宮代茜さん。今は篠原茜さんですが」 みやしろあかね、というフルネームでピンときた。 数代前の王姫の姫だ。 しのはら、という名字はその時の王のものだったはず。 「歴代交流パーティーにご参加なさるのでしょう?その時にお会いすると思いますよ」 そして私の言葉の意味がわかるかもしれません、と話した。 「美姫」 「あ、煉」 計り終えた煉が戻ってきたので話は終わった。