「だから言ったじゃない。 『反対だよ』って。 たとえ結衣でもあの時計を使った代償は払ってもらう。 じゃあね、わたしも結衣のこと大好きだったよ。 でも残念♪」 「ちょっと冗談はやめてよ。 代償ってなに? あなたは一体なんなの!」 「ごめんね、今は結衣の話は聞いてられないの。 それじゃばいばい」 「ちょっと待ちなさ‥‥」 急に目の前に真っ暗な穴が現れた。