次の日の学校には天野くんはいなかった。 当たり前だ。 彼は死んだんだ。 「天野くん残念だったね‥ みんないずれ別れる。 彼はちょっとそれが早かっただけなの。 だから元気だして?」 歩美が慰めてくれた。 「歩美、わたし時計使う」