「日向椎菜チャン??」



「・・・んー?」

聞きなれない声で後ろに振り返ると、・・・うわぁ。髪の毛銀髪なのかなぁ?


てか、完璧不良だなぁ・・・ピアスたくさんついてる・・・。


「俺、椎菜チャンの隣の遼って言うんだけどっ!よろしくっ!!」


「あ・・・うん。よろしく」


いきなり握手を求められたからびっくりした。



一応握り返しておいたら、ぶんぶん振られた。けっこう痛い・・・。




「あーっ遼ずるいっ!!僕は、頼!仲良くしてね?」



女の子も顔負けの可愛い・・・。



「う・・・うん。よろしくね?」


精一杯の笑みを浮かべて見る。


すると皆顔真っ赤にさせて硬直した。



「・・・どうしたの?」




「な・・・んでもないよっ///」



唯一硬直していないゆんちゃんに話しかけてみる。


「ゆんちゃん、皆どうしたの?」



「・・・天然は罪ね」


・・・ゆんちゃんはたまにわかんないことも言う。