桜は悔しそうに顔を歪める。 ―――強い。 素直にそう思う。 だから悔しいのだ、なおさら。 「はっ…、なかなかやるじゃねぇか。」 「どう、も…っ。」 桜は土方の胴を狙う。 が、土方は桜の面を狙ってきたので、よけるために一歩下がらざるを得なかった。 攻撃しようとすれば攻撃される。 隙がありそうで、ない。