近くて遠い君へ


「脱がせたのか?

お前…」
「だから違いますって、

キスですよ、

キスしかしてないってば。」

後半すごい大声で叫んでしまった俺。

だって、店長の拳がもうすぐそこまできていたから。

「はあ?

…キスぅ?」

素っ頓狂な声を出す店長。

「そうっすよ、

脱がせようなんて頭になかった。

本当です。」