近くて遠い君へ



首を横に振るミナちゃん。

俺は後ろから抱きしめる。

あ…いい匂い。

「店長…いつも資料室に探しに来てて…それで…」

「ふ~ん。で、雅也さん、か。」

耳に息がかかるのか首を竦めるミナちゃん。

「怒った?

ゴメン、ただの嫉妬。


ミナちゃん、

ゴメン。」

ギュッと抱きしめる。

「わ、分かったから、

怒ってないから…

は…離して。」

「嫌だ。


ミナちゃん耳、真っ赤…可愛い。」


頭を撫で、

耳に口づける。


「や…離して…。」

腕を振りほどこうともがくミナちゃん。