吊革に手をかけ、腰を屈めて私の顔を覗きこむの。


あんなに近いのに、


結城くん、めちゃくちゃ近づいて話すんだもんっ。


……はぁ、死ぬかと思った。





途中で私の隣の席が空いても座らないし……。


はぁ、緊張した。


おかげで昨日のプレゼントの事は、なーんにも聞けなかった。






しかも私、去り際に


『また明日!』


なんて、厚かましい事言っちゃってたよね?


どこまで図太い女だとか思われたかな。


オレの事好きなのか?


って勘ぐられてたらどうしよー……。