相変わらず氷上さんとは連絡がつながらない。


ボーッとしてウチに帰ると、


見覚えのある靴が、玄関に置いてあった。


……マジか。


慌ててカバンを投げ捨て、自分の部屋へと走る。


するとそこには……


なに食わぬ顔した氷上さんが


座っていた。


「……来てたんだ?」


「うん。今日、授業の日だよ。

まさか、聖忘れてたとか?」


氷上さんはオレの顔を見て、いつもの屈託ない笑顔を見せ


クスクス笑う。