ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車

「行こ。一緒に降りて」


……結城くん?


今度は手を握ったりしなかった。


私の背中を押し、バスの中を歩き、前の扉へと誘導された。


バスを降りると、


結城くんと初めて出かけた日に入った


……あの公園が、目に入ってきた。


「ごめん、ちょっと付き合って」


結城くんはそう言うと、一人で公園の中へと入っていく。


私もすぐにそのあとを、追いかけた。





「菅沼さん、飲み物……何にする?」


「いらない」


「ま、そう言わず。……今日の、お詫び」


……お詫び、なんだ。