*光*


あとちょっと……勇気を出して。


頑張れ、私。


伝えるんだ、


「結城くんが、好き」だって。





目の前の結城くんは、すごく帰りたそうにしていて、


私はもっと結城くんと一緒にいたいって思うんだけど、


どうもそれはムリっぽい。


私からしたら、彼女の相談でも何でもよかったんだ。


結城くんと一緒にいられれば……。


だけど、


それさえも、迷惑そう。


早くしないと……バスが来ちゃう。


タイムリミットは、あと1分。


気まずそうに私から目をそらし、バス停の方に体を向けた結城くんに


思いきって言ってみる事にした。