ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車

オレの視線に気付いたみたいで恥ずかしそうに笑う菅沼さん。


「……今日は、私服で会うの初めてだし、ピンクはやめました~。

引かれたらヤだし」


「引くほどのピンクづくし!?」


「違うけど。……まぁ、また今度会う事があったら、見せてあげるよ」


『また今度会う事があったら』……か。


オレがコンクール行かないつったから、気にしてんのかな。


そこへ店員さんが戻ってきた。


大きなタオルを数枚貸してくれて、


ドライヤーなんて言うような空気はどこへやら。





奥のソファー席へと案内され、


菅沼さんと向かい合わせに座った。