ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車

「ドライヤーな……。オレ、聞いてこよっか?」


「いいよ、私が聞く~」


「いいって、オレが聞く」


店員さんの反応、見てみてぇ。


それに菅沼さんとのこういうやり取り、結構楽しい。


全然引かねぇんだよな。


昼の、焼きそばん時、思い出した。


「いいってば~。取りあえず、結城くんのは私のハンカチで拭いてね?」


菅沼さんに渡されたのは、かわいいピンク色のハンカチ。


な~んか、菅沼さんらしい。


またニヤリとしてたみたいで、菅沼さんが突っ込んでくる。


「結城くん、このハンカチおかしい?」


「いや。かわいいなと思って」


「うわ、ホントにそう思ってくれる!?私ね、ピンクが好きなんだよね~。部屋もピンクで統一してるんだ」


……へぇ。


そのわりには、今日の服装はピンクピンクしてないけど?