「行く……」
立ち上がろうとした結城くん、フラついて、また座席に座り直してる。
「あははっ。結城くん、起きたばっかりだもんね?
つかまっていいよ」
何となく、手を差し出した。
ホントに、自然な感じで。
だけど、結城くんが一瞬躊躇するのがわかったんだ。
……だよね。
私にこんな事されても、困るよね。
さっきまで楽しかったのに、急に不安な気持ちになってくる。
立ち上がろうとした結城くん、フラついて、また座席に座り直してる。
「あははっ。結城くん、起きたばっかりだもんね?
つかまっていいよ」
何となく、手を差し出した。
ホントに、自然な感じで。
だけど、結城くんが一瞬躊躇するのがわかったんだ。
……だよね。
私にこんな事されても、困るよね。
さっきまで楽しかったのに、急に不安な気持ちになってくる。


