ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車

「あのね、来月……。ピアノコンクールに出るんだけど

よかったら……聴きに、こない?」




うわ、顔から火が出たみたいに熱い。


はずかしかさで……死にそうっ!


ほら、結城くん、困ってるよ?


花束持った結城くんが楽屋に来てくれて、


「菅沼さんよく頑張ったね」って言ってくれたら……


賞なんてとれなくたって、もうそれだけで最高の気分になりそう!


って、瞬時のウチに妄想したのが間違いだった……。




「コンクール……?」


「あ……そんなの言われても困るよね。あぁ……何言ってるんだろ。ゴメン」


バカバカ、私のバカ。


今日の目的はコレじゃないでしょ!


告白だよ、告白……。