*光*


「……ニブッ」


「え」


「なんだ、ソイツ。オレ1回会ってみてーな。

大分ヤバいんじゃね?

目の前で泣かれたら、フツー気付くだろ?」


結局結城くんとの遊びはナシになり、ソッコー家に帰ってきた。


帰る途中で、徳ちゃんに会い


泣きはらした顔を目撃され、激しい突っ込みにあい、


今朝の結城くんとの出来事を話し、今に至る。


今は、私の家。


「結城くんの事悪く言わないで。……告白しなかった私が悪いんだよ」


あぁ……。


こんな事なら、告白しとけばよかった。