数人の人の気配に、見つからないように植木の陰に身を潜めた。 いわゆるヤンキーなんて呼ばれる奴らだ。 たむろして何をするでもなく夜の公園でダラダラとしゃべっている。 『…………。』 俺の直感も大したことねぇな………。 内心ガッカリだ。 ヤンキー見ててもぜ~んぜん楽しくねぇ。 帰ろ……そう思った時だった。 『マジかよ!?ちょー可愛い!』 『俺達ついてる~!』 急に色めきたつヤンキー軍団の前に ――――頼りなげな一人の小さな影。 あぁ…やっと見つけた…………。 ――――俺の、花嫁…。