「フラれて、傷付いて気付くのよ。」 運命の赤い糸は相手へと向かって伸びていたけれど、手繰り寄せれば寸前で切れて無い。 「ダメなんだよね。 俺がどんなに頑張っても、無理なんだよね。」 どう頑張れば良いのかわからなかった。 頑張り方を間違えたからだと終わる事は出来なかった。 「どうやったら、あいつの幸せを願えるのかさえわからない。」 もう後戻りする事さえ後悔してしまいそうな程、赤い糸を手繰り寄せた俺はあいつの近くに辿り着いてしまったんだ。