縺れて転びそうになる足を懸命に、早く動かした。 こんなことなら、体育の授業だけでもサボるんじゃなかった。 ……体力落ちてる。 保健室を無遠慮に開けて入れば、誰も居ない。 ベッドのカーテンも全部開けられてて、使っている病人も居ない。 「……居ねぇのかよ。」 使い勝手もわからない乾燥機に、持ってきたあいつの服全てを放り入れた。