電話向こうから聞こえてくる声はとても焦っていて、上手く騙された様だ。 作戦大成功。 電話を切る。 「なんであんな事したんだよ!! お前、俺を破滅させる気か!!?」 「はい。そうですけど。」 「なっ!!!!」 何を当たり前な。 「俺、センセが大嫌い。 憎いくらいに、ね。」 見開いたままの目、何をそんなに驚いてんだか。 「もっと、もーっと、 不幸せになってくれる事を、切に願います。」 思いっきり机や椅子を蹴り飛ばした。 あたかもこいつがやった様に。