「本当ごめんって。」 そう言って、自分のジャケットを私に羽織らす亮太。 「い、いいよ別に…」 「だめ。萌香寒がりだし。」 「でもっ…」 「俺は大丈夫だから。」 亮太の真剣な顔に戸惑いながらも、私はおとなしく頷いた。 「乗る?」 「さすがに学校からはマズいんじゃ…」 二人乗りは禁止、だもんね? 「…だな。」