それでさえ自惚れだったのかな…。 今日だって、拓海はきっといつも通りに帰ってくる。 私はどうすればいいの? 今まで通りなんて無理だよ。 目を合わすこともできないかもしれない。 ゆっくりゆっくり歩いていたはずなのに、気がつけばもう家の前だった。 ほぼ無意識に鍵を開け、中に入る。 「全部夢だったらいいのに…」 夢なら早く覚めて…。 何をする気力も無くて、私はそのままソファーに倒れこんだ。