どう考えても自慢するような話ではないのに、翔さんは得意げに言っている。 先生はさっき以上に不機嫌な顔をして、外の景色に目を戻した。 「それからしばらくすると、拓海はだんだん俺と口をきいてくれるようになった。 …で、今となってはこんなに大親友になりましたってこと!!」 「そ、そうなんですか…」 満面の笑みの翔さんに、苦笑いをする私。 だって、誰がどう見ても2人が大親友だとは思えない気が… 「でも…やっぱり昔っからそんななんだね、先生は。」