メロンソーダをストローで吸いながら、翔さんは私と先生を見た。 先生はさっきから外の景色ばかり見ている。 「はぁ…なんで俺が翔なんかと喫茶店に……」 「拓海は相変わらずひどいなぁ!俺ら中学からの親友だろ!?」 「なっ?」と言う翔さんに見向きもせず、先生は外に目をやったままだ。 「……2人は中学の頃から一緒なんですか?」 話す気の無い先生を見かねて、翔さんの話し相手は私がすることにした。 翔さんは、「そうなんだよ!」と嬉しそうに、私に笑顔を向けた。