地図をたどって店に着くと、先生は店員さんにお母さんの名前を伝えた。 「少々お待ちください。」と言って店員さんは奥に入っていく。 「もう歩き疲れたぁ。」 「疲れるの早いだろ。」 「先生の一歩は私の二歩なの!!わかる!?」 「あぁ?わかんね。」 もう! 外出先でまで意地悪しないでよね! 舌を出してべぇーっと先生にやったところで、 私の背後から突然声がした。 「あれ?拓海じゃね?」