完全にパニック状態の私を無理やり押し出して、先生はバスから降りた。 冷たい風が、また私の体を冷やしていく。 「先生…あの…今私、もしかして先生の肩に…」 「重かったなぁ。」 ニヤリと笑った先生に、体がブルッと震えた。 「…重くて悪かったですね!!!」 ふんっとそっぽを向くと、私の機嫌をとるような様子ひとつ見せずに1人で歩き出した。 「ねぇ!先行くなんていくらなんでもひどくない!?」 「ふてくされてる方が悪いんだろ~。」