「おつかい…」 「2人でですか?」 「そう。萌香ひとりだと何かしらドジするだろうし、拓海くんだけに頼むのはおかしな話だし…だから、2人で。」 「行ってくれないかな?」と言うと、お母さんは顔の前で手を合わせた。 「お母さん!私、別に1人でも…」 「行きますよ。」 「は…!?」 「おつかい、行ってきますよ。…2人で。」 先生は私の肩に手を乗せ、お母さんにむかってにっこり笑った。