ある日
私はマネージャーに打ち明けた
仕事を休むか
仕事の量を減らして欲しい
最悪このままこの状態のままだったら
事務所を変わざるを得ない…と
それぐらい 限界にきていた
「そんなに…忙しかったんですか、でもあなたが出演した作品はそんな多くはなかったはずじゃ…」
神田さんは 少し困ったように言った
「そうね、けど映画とか…ドラマとか、細かい仕事合わせたら月80本くらいは入ってたの。今じゃ考えられないわよね。…昔はいまみたい柔軟じゃなかったのよ、」
「そうなんですか…」
みちるは神田さんを見ていた
「あなたのお父様…神田怜一さんも仕事量は私より多かったけど、タフな人だったから。むしろ働いてないと死んでしまうみたいな…」
「それは…はい。なんか分かる気がします…」
神田さんは少し恥ずかしそうに笑った
「…ごめんなさい、あなたを見たらつい彼の事を話してしまったわ。」
「いえ…あの美麗さん、」

