ウラコイ2 銀幕の旦那様










「…なにがあったの…?」


みちるは私に聞いてきた。




「…、わたしが悪かったからよ。全部、何もかも中途半端にしてしまったから…」





なんであんな事になったのか分からない











「……おう久しぶりだな?」


「神田さん…」



にっと笑い私に缶ジュースをくれた





「最近引っ張りだこだけど、大丈夫なのか?その…赤ん坊は…」



小さな声で彼は聞いてきた


「大丈夫です…、」



嘘だった。

みちるを産んでから
休むことなく女優の仕事をして…





正直体がおかしくなりそうだった


「…無理なら無理って言った方がいいぞ、」




私がみちるを産む前はすこし冷たかった彼は


どことなく優しくなっていた


「はい…」


「…本当に大丈夫なのか?…」








神田さんは不安そうに私を見ていた



大丈夫に決まってるじゃないですか
と私は無理やり微笑んだ









その時とても泣きたかった…