「…なにがあったの…?」
みちるは私に聞いてきた。
「…、わたしが悪かったからよ。全部、何もかも中途半端にしてしまったから…」
なんであんな事になったのか分からない
「……おう久しぶりだな?」
「神田さん…」
にっと笑い私に缶ジュースをくれた
「最近引っ張りだこだけど、大丈夫なのか?その…赤ん坊は…」
小さな声で彼は聞いてきた
「大丈夫です…、」
嘘だった。
みちるを産んでから
休むことなく女優の仕事をして…
正直体がおかしくなりそうだった
「…無理なら無理って言った方がいいぞ、」
私がみちるを産む前はすこし冷たかった彼は
どことなく優しくなっていた
「はい…」
「…本当に大丈夫なのか?…」
神田さんは不安そうに私を見ていた
大丈夫に決まってるじゃないですか
と私は無理やり微笑んだ
その時とても泣きたかった…

