ウラコイ2 銀幕の旦那様



「あらあらおかえりなさい。じゃあ美麗、私は戻るわね、」

「うん…ありがとう」





「じゃあね。みちるちゃん、潤さん・美麗。戸締まりはちゃんとするのよ」







母さんは 言って玄関を出た




「…お義母さん来てくれてたんだな、良かったなぁ。みちるも美麗も…」


「うん…」


「今日はおれがご飯作るよ、美麗疲れてるだろ?」




自分も同じなのにまるで疲れてないみたいに笑う




当たり前に私を気遣ってくれる優しさ…








「ありがとう」


「いいっていいって…、」









私は不安だった


母さんはいつまでも生きてくれる訳じゃないし



みちるだって成長していく…



このままではいけない…


なんとかしなきゃ…いけない






この子を置いて行くことなんか出来ない…




私は焦る気分を押し殺していた…








キッチンから聞こえてくる下手な鼻歌が
少しだけ気分を明るくしてくれていた