「…ほんのちょっとしたCMかなにかだったわ、私は最後の晴れ舞台のつもりだった…のに…」
もうこの時すでに 決まっていたのかしら…
私がこの子を置いて行ってしまう事。
撮影はスムーズに進んだ
今まで以上に自然にできた
「…まさかあんなに反響が出るなんてね、」
それからすごく忙しくなった
妊娠している事は隠して仕事をした
潤さんはびっくりしていたみたいだった…
「それからは波に乗るように仕事がきたわ、事務所にやめるて言ったんだけれど、仕事は舞い込む一方で…ね。私もみちるを産むギリギリまで仕事をしていたわ」
潤さんはケンカをしながらも納得してくれた
最後だから…、そう笑いながら
仕事はなんとか休止宣言をし
「それから、みちるが産まれたの…嬉しかったわ。潤さんも喜んでくれて幸せだった…」
どの選択をすれば良かったのかしら
あの頃のわたしは…

