ウラコイ2 銀幕の旦那様




私はもうあきらめかけていた
女優への夢も…












「よぉ…久しぶり」



「神田さん。久しぶりです…」



「なに、暇なの?」



ポケットに手を突っ込んで聞いてきた





「まあ…暇です。私あんまり出番なかったし…時間が余っちゃって」

「へぇ…」




ただ素っ気なく言った


「…アンタさ、やめるの?女優」

「…、」




わからない。
イエスともノーとも言えなかった



沈黙した私に彼は何もなかったみたいに言った




「……つまんねぇな。いまのアンタの面…面白くない、」


「…」










「やめるのもひとつの選択肢として考えてた方がいいんじゃないの?」





彼は冷たい言葉を私に言い放った。


私は何も言えなかった…




冷たい言葉に、冷たい目










何より彼が私の事を見抜いている



そんな人の前で下手な理由の嘘なんかバレてしまう