ウラコイ2 銀幕の旦那様














苦しくて、つらかった


自分より演技がうまくない子が売れていく

愛嬌があってただそれだけなのに…










わたしはそういう事が出来ない…





だから売れていかないのだ












「…それで度々ケンカするようになったの、潤さんと。ケンカていうより言い合いだったわ、わたしが一方的に…あの人に言って…」









優しい人でわたしを責めもしなかった。


ただ心配そうな目でわたしを見ていた











私はその目に気づいていたのに
気付かないフリをしていたの











「でも毎日ケンカばかりしてた訳じゃないのよ、潤さんとデートだってしたりしたわ…私が売れなかったからすんなりね…仕事を抜きにしたら、あの人といるのはすごく居心地が良かったわ」









「…そういう日を繰り返していくうちに私は、疲れてもういいやて思うようになった。その時がちょうど潤さんから結婚しようといわれた時だった…」