ウラコイ2 銀幕の旦那様









半年くらいして潤さんは私に告白してきてくれた




つたない真面目な言葉で…



「す…好きなんだ。美麗さんのこと、いや…その…だから…付き合って欲しい、……なんて女優に何言ってんだろうな、おれ」



その時の彼の顔はまだ頭に焼き付いてる



耳まで真っ赤だった
スタジオから出てちょっと奥の廊下



夜景がきれいだった




「…槌谷くん」


「ごめん!!…いや…こ困るよな…あ……あはは、おれ、…何言ってるんだろーな……はは……は…」




嬉しかった
だから言葉が出なかった



「私もあなたが好きよ、槌谷くん。すごく好きよ…」



「……え……、」



フリーズしたみたいに潤さんは固まっていた







「……えぇええ!そ…ホントにホントにホント………!!」



「ホントにホントにホント…」




潤さんは 良かった…と顔をほころばせた











何であの時の気持ちのまま入れなかったんだろう…




なんで…変わってしまったのだろう