帰って来ておばあちゃんにその事を言ったら
当然怒った。
美麗はどうするのだ、と
「母は真澄おばあちゃんを押し切って、京都に行ったの。後から聞いた話好きな人ができたかららしいわ…」
「……」
「そんな事を経験してきたから私は絶対にそういう子供をほったらかすような大人にはならないし、なりたくないと…思ってたわ。」
みちるはなにか言いたいけど言う
言葉を探してるみたいに見えた
「母親が来て、最初は受け入れずらかったけど何日かしたらなれてね。私を置いてった事には腹が立ったけど…なんていうのかしら…もういいやって思ってしまったのね。腹を立てて嫌うより、いま家に帰って来てくれた彼女を好きになろうて努力した方が簡単だって思ったの」
「母親が来て私は、彼女と東京に行く事になったわ。何でも東京に支店を出すらしかったから…。おばあちゃんは渋々許して、私を送り出してくれた…」
はぁと息をつき私はお茶に口をつける
「…いまあなたの…母親は?」
「元気で小料理屋をしてるわ。東京にいるから、あなたも行ってくれたら喜ぶんじゃないかしら…」
私には母親でも
みちるにとったらおばあちゃん。

